輸入車の維持費って本当に高いの?国産車と徹底比較
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アメリカ車、ドイツ車、フランス車、イタリア車・・・
日本で走っている多くの輸入車たち。
「いつかはあのメーカーの車に乗りたい!」と考えながらも
「輸入車は維持費が高いって聞くから不安」という方は
多くいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、日本車→日本車→アメ車→アメ車→ドイツ車と乗り継いできた私が、
簡潔に国産車と輸入車の維持費を比較してみました!
※私が乗り継いできたのは、あくまで中古車です!
新車で輸入車を購入できる方は、そもそも維持費なんて気にしないですよね?
ガソリン代
自動車に乗っている上で、切っても離せないのが「ガソリン代」ですよね。
(ハイブリット、電気自動車は置いておきます。)
当然、日本車よりも基本的に輸入車の方が排気量が大きいのは、
皆さんも何となくお分かりでしょう。
実際の車種、メーカー名は伏せることにします。
実際に私が乗ってきた車の排気量は、下記の通りです。
日本車① S→1,800cc 直4 ターボ
日本車② H→3,000cc V6
アメ車① Y→6,000cc V8
アメ車② A→5,400cc V8
ドイツ車① C→4,800cc V8
「今時、4,000ccオーバーの車、ましてや6,000ccの車に乗ってるなんて時代遅れ。」
なんて声も聞こえてきそうですが、好きなものは仕方ありません。
単純に考えるならば、排気量が大きい=燃費は悪くなります。
エンジンが大きければ大きいほど、パワーはありますが、
当然そのエンジンを動かす燃料も多く必要というわけです。
私が乗ってたアメ車は少し極端なケースなので、
日本車Hと、ドイツ車Cで燃費、ガソリン代を比べてみましょう。
私が乗っていた車はどちらもハイオク仕様でしたので、
ガソリンの種類で金額に差がつくことはありません。
ここで一番気になる燃費を見てみましょう。
日本車H→約10km/L
ドイツ車C→約6km/L
同じハイオク車でも、エンジンの違いでここまで燃費が変わってきます。
例えばキリよく一万円分の給油をしたとしましょう。
1L=140円で計算します。
ぞれぞれのガソリンタンクには約71Lのガソリンが入ります。
走行可能距離
日本車H→約710km/L
ドイツ車C→約426km/L
実に284kmもの差が発生します!
日本車ならもっと燃費の良い車はたくさんあるでしょう。
レギュラー車なら尚更この差は広がっていきます。
私は通勤で車を使用していましたので、
燃費の悪さはダイレクトに維持費に影響していました。
車検にかかる費用は?故障は多いの?
輸入車の購入を考えたことがある方なら「輸入車は故障が多い」ということを、
一度は耳にするのではないでしょうか?
ハッキリと言います。日本車よりは間違いなく壊れます。
日本車であれば、車検から車検まではノーメンテナンス。
オイル交換もしないでも平気なんて車はざらにあると思います。
しかし、輸入車はある程度自分で車を気にかけてあげて、
最低限オイル交換は必須と考えた方が良いでしょう。
輸入車は、日本車では考えられないところが壊れます。
しかも走行不能になるケースもしばしば。
私が乗っていた日本車Hは中古車で購入してから、
次の車検までは、目立った故障は一つもありませんでした。
もちろん最低限のオイル交換は自分でしておりましたが、
さすがは日本車の耐久力だと思います。
さて、ドイツ車Cですが、数ある車両の中では、
目立った故障も無く、優秀だと思っていましたが、
車検まで残り一ヶ月となったある日、エンジンがかからなくなりました。
原因はエンジンを始動するための「スターター」という部品に問題があったのですが、
部品代、工賃その他、追加整備を依頼して、総額約30万円・・・
車に乗られてる方なら分かるかと思いますが、
一ヶ月後に車検を控えてるときの30万円です。痛い・・・
車検に関しては、特に修理を必要としていなければ、
日本車も輸入車も大きく金額に差が出ることがありません。
(車屋さんは必死に修理をオススメしてくると思いますが・・・)
輸入車で何が高いかというと、「修理するための部品代」が高いのです。
当然、車種、壊れた箇所、壊れ具合によっても変わってはきますが、
同じ箇所が壊れたとするならば、単純に日本車パーツの倍はすると思って間違いないです。
今では、輸入車でも「優良部品、リビルト」などといった、
低価格なパーツも多く出回っていますので、
それらの部品を使うことが、安く修理するコツです。
ディーラーなどで買う部品の半額以下で購入出来ます。
ただ、勝手にパーツを買って、整備工場に部品を持ち込むと、
「うちは部品持ち込みはNGだから」という工場もあるのでお気をつけくださいね。
輸入車、日本車、徹底比較のまとめ
いかがでしたでしょうか?
私は正直、輸入車のことが大好きですが、
輸入車への贔屓なしで書きましたので、かなり参考になるかと思います。
なんでこんなに無駄に高い輸入車に乗るのか?と聞かれたら、
「好きだから」としか言いようがありません。
ドア開閉時の重厚感、高速域の安定感、
日本車には無い心地よい加速、エキゾーストサウンド。
挙げたらキリがありませんが、それだけの魅力が輸入車にはあります。
そして、輸入車はお金持ちだけが乗れる車ではありません。
新車当時は1,000万円近くした超高級車も、
10年経てば200、300万円あれば買えるようになるのも輸入車の魅力の一つなのです。
輸入車の意地で苦労した経験も多くありますが、私が次に買うのも輸入車だと思います。
輸入車購入を検討されてる方へ、少しでも参考になりましたら幸いでございます。
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